衛星放送協会

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衛星放送協会オリジナル番組アワード

番組部門 文化・教養 最優秀賞

ゴッドハンド 復元師と天翔る白馬

NHK BSプレミアム(日本放送協会)
【制作意図】
戦後から人知れず日本の美術界を陰で支えてきた復元師一家の磨き抜かれた技と人類の宝を後世へつなごうとする生き様を多くの人々に伝えたいと思い、制作した。
【見所】
傷ついた陶磁器を目を凝らしても分からない状態に戻す驚愕の復元技術。また、復元が完成した際のカタルシス。繭山氏の徹底した職人哲学。
【オリジナリティ】
長く表には出られなかった 陰の生業(なりわい)を「必殺シリーズ」や「殺しの烙印」等、往年の昭和のプログラムピクチャーの映像言語を借りて表現。アート番組の枠を越え、復元作業の過程をサスペンスものとして描いた。

作品紹介

"ゴッドハンド”の異名をとる、やきものの復元師・繭山浩司。茶の湯・千家に伝わる450年前の黒楽茶碗、ウィーンの古城で破壊された古伊万里の大皿など、修復を手がけた宝物は5000点以上。その技を育てたのは口外できぬ「陰の仕事」の数々。全国の美術関係者から預かった数々の破損品を、どんなに目を凝らしても傷跡がわからないまで復元してきた。今回、古美術界の重鎮から江戸時代に有田で焼かれた磁器の色絵馬が持ち込まれた。時価1億円。さらに陶芸の人間国宝からは江戸の大名や将軍家に愛された絵皿も持ち込まれる。繭山は親子三代で受け継がれ、表に出ることのなかった秘技をカメラの前で披露する!
作品動画

【審査員講評】 
弁護士  田中 早苗

復元師という聞きなれない仕事を詳細に迫った力作。過去に修復された跡を見抜く確かな目で正確に解体され、緻密な作業で傷跡がわからないよう復元する。その過程をつぶさに見ているのに、ある瞬間に傷跡は無くなり、目の前で手品を見ているようだった。カメラは復元作業の美しさ、彼らのひたむきさを映し出すことに成功している。
グランプリ
グランプリは 7月12日(金)
授賞式にて発表いたします!
番組部門 最優秀賞

ドラマ

ドキュメンタリー

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文化・教養

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審査員奨励賞
ドキュメンタリー

コンテンツ展開部門 最優秀賞
コンテンツ展開部門 審査員奨励賞
番宣部門 最優秀賞
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