活動報告
2020年
衛星放送協会第15回人材育成セミナー
「ウィズコロナ時代の働き方改革、スカパーJSATの取り組みより」
2020.12.23
総務委員会では、2020年11月26日に「第15回人材育成セミナー」を開催しました。本年の初頭から続くコロナ禍による社会情勢を鑑み、今回初めてオンライン開催となりました。テレワークが活発になる中で「働き方改革」への取り組みが、このウィズコロナの時代にどのように変化しているのか、誰もが気になるテレワークに関連する取り組みをいち早く実践されているスカパーJSAT株式会社人事部 部長代行 兼 人財開発チーム長の大田慶子氏をお迎えし、「ウィズコロナ時代の働き方改革 ~スカパーJSATの取り組みより~」と題して、同社の取り組みについて実例を交えてお話しいただきました。
セミナーは2部構成で行われ、第1部ではスカパーJSAT様が以前から取り組む働き方改革への施策、ウィズコロナ対応の取り組み、そして4月と9月に行われた社員アンケートから読み取れるテレワークの課題点、そこで強化した人財育成の関連施策「1 on 1」等、具体的なデータをもとに説明いただきました。そこから浮かび上がった課題より、テレワークをメインとする働き方のヒントとして留意するポイントも披露されました。
第2部では、講演内容からの疑問点を募り、大田氏にお答えいただく質疑応答の時間としました。オンラインならではのチャット機能を使って、会員社の質問に即座に回答いただくかたちとなり、スカパーJSAT様が取り組まれている「1 on 1」の面談に対する質問が目立ち、定期的なディスカッション、コミュニケーションの重要性が浮き彫りとなりました。
開催日時 | 2020年11月26日(木)14:00~15:00 |
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会場 | 衛星放送協会よりオンライン |
参加社数 | 17社 51名 |
講師 | スカパーJSAT株式会社 人事部 部長代行 兼 人財開発チーム長 大田慶子氏 |
技術委員会主催のセミナー『インターネットの誹謗中傷対策』~発信者を特定するヒント~開催
2020.02.27

代表弁護士 高橋喜一氏
技術委員会では、講師にコスモポリタン法律事務所 代表弁護士 高橋喜一氏をお迎えし、『インターネットの誹謗中傷対策』セミナーを開催しました。
昨今、各所で課題となるインターネットでの誹謗中傷対策に関して、法律面の見地のみならず、普段あまり聞けない発信者特定の具体的方策や対応のヒントについて、事例をまじえた実践的な内容のセミナーとなりました。インターネット上の風評記事の対策についての基礎知識と、“誰が書いたのか?”という真っ先に思い浮かぶ疑問へのヒントを学ぶ機会となり、少しの工夫で法務対策が大きく変わることがあるという気付きを得ることができました。
講師の高橋弁護士は、そのキャリアのおおよそ半分はコンピュータエンジニアをご経験されているとのことで、所長をされているコスモポリタン法律事務所もエンジニア出身の弁護士の方がおり、IT系分野に特化した活動をされている方です。そうした専門性を背景に、インターネット上の誹謗中傷対策について、エンジニア的視点も踏まえ、“対策の手段には色々なアプローチがあること“、“プロバイダーに断られても泣き寝入りすることはないこと”、“たとえ裁判に負けても即終わりというものではないこと”、といった目線をもつための貴重なお話を頂く機会となりました。
セミナーでは、風評記事について、どういうものが違法なのか?、削除されるべきものは何か?、ネット上から廃絶されるべき表現行為とは何か?という点について講師より具体例を交え講演頂きました。
インターネット上の風評記事は、何でも消せるというものではなく、消せるものと消せないものがあり、対策すべき観点をきちんと押さえることが重要であるとのこと、日本と米国でも対応の仕方に違いがあることなどとあわせ、風評を書かれないように日ごろからコンプライアンスを大切にすることも重要であるとのお話をいただきました。
また、実際に削除する場合の手続きでも、プロバイダーにより手続き/方法が各々で異なる状況があり、すぐあきらめるのではなく適切な方法を把握し対応する必要があること、さらに、“なぜその記事が削除されなければならないのか?”という削除を請求する理由が、きちんとその内容に対してかみ合ったものであることがポイントとなるとのことでした。
セミナー後半では、そうしたインターネット上の記事や投稿を書いている人をどう突き止めるのか?という点について、エンジニア経験のある高橋弁護士ならでは具体的なテクニックも踏まえたお話を頂きました。通常思い浮かぶ“発信者情報開示請求”以外にも、裁判の手続きをする前に、ネット上の情報を活用する知恵と工夫で、費用や時間の節約にもなる比較的容易に発信者を特定できる方策がいくつかあり、本セミナーでは、具体事例を交えお話しいただき、法律だけの視点ではなく、こうした技術的な視点も持ち、対策を見出していくことが肝要とのお話を頂きました。
最後には、このような風評記事対策を進めてもやはり消せないものはあり、消せないものがネットに出ることを防ぐ工夫もいろいろ研究すべきとのことで、各企業のインターネットの誹謗中傷対策において、ネガティブ記事の削除への注力だけではなく、ポジティブな情報発信を積極的に行うことで、ネット上で表示される情報を浄化していく意識も肝要であろうとのご指摘でした。

開催日時 | 2020年2月18日(火)16:00~17:30 |
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会場 | 衛星放送協会会議室 |
参加社数 | 28社 37名 |
講師 | コスモポリタン法律事務所 代表弁護士 高橋喜一氏 TEL:03-5927-1520(代表) HP: https://www.cosmo-law.net/ |
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