WOWOWでは毎年、グランドスラム各大会の告知とは別に4大会すべてを訴求するプロモーション映像を制作しています。
開局の翌年1992年からテニス中継を開始して、錦織圭や大坂なおみの優勝など数々の歴史的瞬間を届けてきました。WOWOWでテニスを観てくださっているお客様はグランドスラムの試合が帯びる独特の緊張感、そして勝利の瞬間に選手と会場から溢れ出す高揚感・感情をよく知っています。そんな視聴者と「今年はどんな歴史が生まれるのだろう」という期待感を共有できる映像を目指しました。
番宣枠でもお客様に映像表現との新たな出会いを提供したい。WOWOWの願い、OAPチームの歩みを象徴する一本です。
作品紹介
前半の素材の主軸は、聖地・センターコートへの思いを語る選手の言葉。錦織圭が”愛おしい”と表現した空気感を表現するべく、入場やサーブの緊張感、オーディエンスの熱気をとらえた映像を織り交ぜました。後半の実況の言葉とプレー映像の畳みかけによって視聴者の中で胸の高鳴りが生まれているのなら嬉しいです。結びは打って変わってとても静かな8秒間。心を掴む演出と丁寧なMAを通して完成しました。試合の後の余韻のように、広がる感動と次の一戦・一打への期待感を覚えていただけたら。ご好評いただきOA期間も延長しました。
まずは目を閉じてご鑑賞を…まるで現地で観戦しているかのような臨場感に包まれるのではないでしょうか?
作品動画
【投票会員社 選評】
・この番宣を見ただけで、グランドスラムへの興味や期待が高まる。選手のコメント、名シーンのカットの連続で感動すら覚える。
・スローモーションや音の表現で、緊張感・臨場感・格式といった各種要素を見事に表現しきっている。
・最低限のナレーションで、歓声や実況の盛り上がりなどの現場の音を多く使って編集しているのが印象的。臨場感のある編集に興奮しました。
・センターコートへの想いを、トッププレイヤーが語る映像は、非常に共感を呼び、視聴意欲を掻き立てる宣伝になっている。