オリジナル番組賞 情報教養番組部門
戦いの城2
徹底解剖!城の攻め方・守り方
ヒストリーチャンネル™ (株式会社スーパーネットワーク)
人気が高いテーマの『城』。初心者から、城マニアまで楽しめる内容で、かつマニアックになりすぎない番組を目指して制作を始めたシリーズの2本目は、実際に攻め手側の気持ちになって城を見ると軍事構造物としての城にはどのような機能がどのように潜んでいるのかがわかるようになっている。
作品紹介
芸能界随一の「城マニア」春風亭昇太と、日本一の「城マニア」滋賀県立大学の中井均先生が、築城当時の姿に最も近いと言われる城郭である国宝 彦根城にて「攻防戦」を行う。
番組では、『城』を『軍事構造物』としてとらえ、攻め手側の視線で城を見るとどのように感じるのか、また守り手は敵を食い止めるための工夫をどのように施しているのかを攻防戦を通して軍事構造物としての城郭構造を紐解いていく。実際に足軽の格好で、春風亭昇太が当時の武将の気持ちと作戦を再現しつつ、守る側の随所にある工夫も知ることができる。
番組を見終わった際には、城=天守ではなく、総合的な軍事施設であることが理解できる。
【講評】:片山 一弘 審査員
城とは軍事施設である、という属性に着目し、実際に城を攻める/守るとしたら、それぞれの設備がどんな役割を果たすかを現場で解説する、という着眼点が面白い。攻撃側の視点で表門から進んだ春風亭昇太は、難所を的確に指摘して、城への愛情と知識の深さを感じさせた。彦根城がどれほど高機能の城かもよくわかり、実地に見学してみたくなる。
審査の席上では、「別の城に行った時に、構造がよくわかった」「これを見た後で『のぼうの城』を見たら、とてもわかりやすかった、と妻が言っていた」などの声が上がり、「情報教養番組」としての実用性の高さを印象づけた。
一方で「守備側の視点で、櫓の上から昇太さんを見下ろすような映像も欲しい」など、注文も相次いだが、それも、この企画の可能性を評価してのこと。よりよい次回作への期待も加味しての選出とさせていただいた。
エントリー作品一覧
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