歌番組以外のTV出演が大変珍しい小椋佳。そんな小椋佳が世に知られたヒット曲についてではなく、”TVで初めて”時代劇を語る専門チャンネルならではの特別番組を「ファイナルコンサートツアー」最中というご活躍の節目に放送。小椋佳の「時代劇制作者」としての側面に焦点を当て、楽曲と共に知られざるその活動の全てに迫る。『愛しき日々』などの共同制作曲がソロ活動の転機となった堀内孝雄や、小椋佳提供の『夢芝居』で一躍スターとなった梅沢富美男など、小椋佳によって“人生が変わった”豪華ゲストが楽曲の魅力や唯一無二の才を解説。また創作の原点ともなった「好きな時代劇」についても小椋佳自身が初公開のエピソードを語る姿は必見。
作品紹介
『愛燦燦』などの名曲を生んだ稀代のシンガーソングライター小椋佳。輝かしいキャリアの中で多くの時代劇に主題歌を提供し、自身も時代劇好き、と実は時代劇とは深い繋がりがある。ファイナルコンサートツアー中という節目に、そんな小椋佳の知られざる時代劇制作者としての軌跡を辿る特別番組を、小椋佳+豪華ゲストを迎えて制作。楽曲制作の秘話から好きな時代劇の話まで、本人も「初めて喋る」という貴重な内容盛り沢山の永久保存版!
©時代劇専門チャンネル
作品動画
【審査員講評】
株式会社 文藝春秋 執行役員 ライツビジネス局長 島田 真
小椋佳さんが、こんなにたくさんの時代劇のテーマ曲を作っていたとは知らなかった。時代考証はせずに、今の人に届く言葉を探して紡いできたという歌詞に、時代劇への強い信頼と愛情を感じる。美空ひばりの歌い方に注文をつけたり、「愛しき日々」や「夢芝居」などヒット曲にまつわる創作秘話も数多あり、話の内容はとても興味深い。何より小椋さんの沁み通るような声と、誠実な話しぶりに胸を打たれた。『三屋清左衛門残日録』のファンであり、「日残リテ昏(く)ルルニ未ダ遠シ」の心境に至ったという小椋さん。聞き手の徳光和夫さんから小椋さんへのリスペクトも感じられ、大人が安心して楽しめる時代劇専門チャンネルならではの番組に仕上がった。